【映画と演奏】Eliza Petkova監督作品 短編映画『NABELSCHNUR』上映と、増田真吾カーヌーン・ソロライブ(18:30開場)
ベルリンを拠点に各地の国際映画祭で受賞したり作品がノミネートされている気鋭の映画監督、エリッツァ・ペトコヴァの短編映画の上映会と同じくベルリンを拠点にしているアラブやトルコのお琴、カーヌーン奏者のソロ・ライブを奈良県大和高田市は秘密基地ScarFaceにて開催いたします。
1部はエリッツァの作品の中から、2015年に制作され、さまざまな国際映画祭で入賞している短編映画、『NABELSCHNUR』(へその緒)を上映します。
2部は増田真吾によるソロライブでカーヌーンのためのオリジナル楽曲と即興演奏をお届けします。
オープン / 18:30
映画上映 / 19:00
ライブ / 20:00
投げ銭制
◎エリッツァ・ペトコヴァ
ブルガリア、ヴェリコ・タルノヴォ生まれ。
デュッセルドルフのハインリッヒ・ハイネ大学で哲学と現代日本学の修士号を取得後、2008年にベルリンに移住し、フリーランスのドキュメンタリー映画監督として活動を開始する。2011年、ドイツ映画テレビアカデミー・ベルリン校の映画監督科に入学し、2020年に卒業。その間、いくつかの国際映画祭で入賞した数本の短編映画と、2本の長編映画を制作。
2015年、短編映画『ABSENT』が第68回カンヌ国際映画祭のシネフォンダシヨンにノミネートされる。
2016年には初の長編映画『ZHALEIKA』を完成させ、第66回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、最優秀長編映画賞にノミネートされ、ジェネレーション部門の国際審査員からスペシャルメンションを授与された。
その後、この作品はさまざまな映画祭で上映され、国際的な賞も受賞している。エリツァは、2018年の第68回ベルリン国際映画祭のベルリナーレ・タレンツに招待された。その後も彼女はいくつかのヨーロッパの映画祭で審査員を務めている。
2020年、彼女の2作目の長編映画「A FISH SWIMMING UPSIDE DOWN」が第70回ベルリン国際映画祭で初公開される。同年、ヴィム・ヴェンダース助成金を授与される。2021年、第71回ベルリン国際映画祭でコンパニオン・フェローシップ賞を受賞、同年のティラナ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞する。
ドキュメンタリー映画『MAYOR, SHEPHERD, WIDOW, DRAGON』は上海国際映画祭でプレミア上映され、ドイツでは第43回映画祭マックス・オフュエルズ賞にてプレミア上映され、批評家賞(最優秀ドキュメンタリー賞)を受賞した。
Instagram
https://www.instagram.com/petkova_eliza/
Website
http://www.cinemanda.com/
◎増田真吾
大阪生まれ、奈良育ちのアラブのお琴カーヌーン奏者、作曲家、ときどきダルブッカやフレームドラム等のハンドパーカッションも演奏している。
幼少時にピアノを始め、音楽活動においてもピアノやキーボードを演奏していたが、世界の音楽への興味から2009年に日本のアラブ音楽の奏者に薦められ、その年の夏にエジプトへ渡航しカーヌーンを始める。
エジプトの他、チュニジア、トルコ、ギリシャ、スペイン等さまざまな国へ渡航し、カーヌーンの奏法及びアラブ音楽やトルコ音楽等の旋法体系マカームを学ぶ。
2017年よりドイツの国際都市ベルリンへ拠点を移し、アラブ音楽やトルコ音楽に限らず、ジャズやクラシックなどさまざまなバックグラウンドを持つ多数の音楽家と共演し、ジャンルを超えた活動を展開している。
近年はマカームや西洋音楽理論をはじめ世界のさまざまな音楽の要素を取り入れた作曲活動にも力を入れており、自身の参加するバンド「Japal」等でも演奏している。
2019年9月にはベルリンで開催されたワールドミュージックのバンドのコンテスト、2. Creole ContestにJapalで参加、入賞を果たす。
Instagram
https://www.instagram.com/nekakiya_shingo/
YouTube
https://www.youtube.com/@ShingoMasuda_Kanun
ソロ・プロジェクト『Die Klangkunst des Kanuns』アルバム
https://open.spotify.com/artist/5p8gXAbhuvmv3hvOBg4KhE?si=_RyLDPQtRLK8ZwA-E4eBXw&fbclid=IwAR0gd7YIaCPJW_SmvXKbwdUieBjYtL_yabZxuz1I4L_JRgwzvDVEzPUu5Mo&nd=1